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2006年04月13日
トラブルの時はスピードが勝負!!
今回はメンテナンス担当の松浦がお届けします。はじめまして。
これからちょくちょくお邪魔していきます。どうぞお見知りおきを!
この間、遠方のお客さんからメールが届きました。ウチのお店は川崎なのですが、
都内近郊ならまだしもなかなかアンティーク時計店というのは少ないらしく、お店は
全国のアンティークユーザーからの相談を受ける事もしばしばなんですね。
そのお客さんは自分のお気に入りのアンティークウォッチを、思い入れから大事に
使用していたそうで、その日も大事に扱う意味合いで上着のポケットにしまっておい
たそうです。
アンティークウォッチをハメている時に、例えば水仕事だったり、何か作業するの
にトラブルを未然に防ぐためにチョイと気を利かせてその場だけ外す。気に入ったも
のであればあるほどヒトの心理としてはいたって自然だと思います。
モノを大事にする心構えに共感もてます!
で、その先を続けてみると、
『その上着を時計取り出すのを忘れたまま洗濯機へ。。。』
あら?事態が変わってきましたよ?
『水が入ってその後動かなくなってしまいました』
。。。なるほど。。。
みなさん、幸、不幸は置いといて時計に水が入ってしまったら、ここで一番要求されるのが「スピード」です。機械内部のサビは予想以上に早く発生し、機械のコンディションを急激に下げてしまいます。当然文字盤も傷みますし。(時計にとって文字盤はいわば顔。「ナントカは顔が命」とか聞いたことありますが、命まではいかなくても、時計でもとても大事な要素ですよね)これが塩分を含んだ水の場合はそれこそ早急な対応が必要です。身近な人に八つ当たりしたり、神様に祈る前に早く時計店に相談しましょう。
ちなみに今回の場合は相談のお返事からすぐにお店に時計も到着し、サビ取りと分解掃除、部品を数点交換することでなんとか済みました。
直った知らせを受けたお客さんは非常に喜んで下さいました。やはり喜んでいただけるとこちらも嬉しいものです。
アンティークは当然古いものを指すわけですから経年変化や、交換用部品の流通の慢性的な不足があるので、その部品の確保は常に気になるところです。場合によってはヒトの移植手術じゃないですけと実際の時計そのものから部品取りすることもありますからね。
その点自分の所を自慢するわけではないですが、かなり幅の広い種類の時計を直してきてると思います。う〜ん、こうやって書き込んでみると改めて思い返してしまいます。
写真はオメガ社の部品とパッケージですが、比較的オメガ社はまだ古い部品も生産してるものも多いし、流通も安定しているので非常にエンドユーザーには頼もしいことです。他のメーカーも保守的なアフターサービスイデオロギーにとらわれず、エンドユーザーがよりそのメーカーに親しみを持てるように計らってくれるといいのになーと散る桜を眺めながら一服いれるのでした。
(あ、ちなみに私はタバコは吸いません)
投稿者 松浦@スイ−トロード : 2006年04月13日 14:00
